廃プラ
長年培ってきた経験と実績、そして信念をもって適正に収集・処理いたします。
当組合は、昭和63年創業以来熊本県の農業資材を中心に県、農協と共に協力しながら農業用廃プラスチックを収集・処分しております。 当初は農業資材がゴミ扱いとして嫌がられていた時代から熊本県や農家の皆様のために収集しておりますが、その時と比べると農家の皆様方の廃プラスチックの処理に関する意識の向上のおかげで当組合もリサイクル(再生)を中心とした取組みが出来るようになりました。

リサイクルの程度を上げるため長い時間をかけて分別・梱包の指導を行い、また、不法投棄をなくすため県内の遠方からの少量の引取依頼であっても全て収集するという方針は今も変わりません。

しかし、近年 情勢の変動により輸出の需要が高まるとともに、無許可・違法を行う業者が増えてきました。 輸出もリサイクル方法の一つですが、情勢に流される不安定な輸出だけに頼る業者が収集する廃プラスチックを選り好みし、結果悪い物だけが回収されないまま残されるということも少なくありません。

63年以降守り続けた経験や実績の流れが変わる事は私共も大変悲しい現状であります。輸出だけに頼らず国内向けに農業用廃プラスチックを適正処理し、熊本の生活環境と地球環境の改善を目指し、責任をもって回収・処理を行うことがそのような業者を規制する手段だと思っております。

長年協力して頂いてきた収集状況(分別・梱包)が壊れ掛けている今、廃プラスチック処理事業協同組合の経験・実績・信念を農家の皆様方に分かって頂き、出来るだけ安い価格で安定した処理が行えるよう日々精進し努力してまいりたいと思っております。
代表理事 田中勝芳